#11 True Strength AUG 2013
いよいよバットマンが動き出す!
前回、ゴッサム図書館地下のコートオブオウルズ隠れ家から脱出したケイシーは、図書館で発砲し、あえて警察へ連行されました。
         	その目的は…警察署の屋上に侵入しバットマンを呼ぶこと。
           
 
          お願い、お願い私の8歳の娘が梟のお面の変態野郎たちに洗脳されてしまう。早く助けないと…!
しかしそこに現れたのはブッチャーでした。ケイシー、絶対絶命のピンチ。そこへバットマンがようやく登場、ブッチャーをあっというまにグルグル巻きにし、クレーンにつり下げてしまいます。ブッチャーにやられ、瀕死の重症を負ったケイシー…
 
      	    
			バットマンに娘を助けてと託すケイシーですが、カルヴィン=タロンだと思ってるバットマンは、娘を捕らえたのをカルヴィンの仕業と勘違いしているようです。
            バットマンはケイシーのために警察に救急車を呼ばせカルヴィンの行方を追います。
   	      
			その頃カルヴィンはベインとバトル中でした。カルヴィンのもとに、ケイシーの仲間たちが助っ人として駆けつけています。そしてそれぞれのキャラクターの過去も明らかになってきます。
            ここ、サンタプリスカ刑務所はベインの生まれた場所として知られています。
            ベイン「俺はこの地下牢で、愛も、人間としてのふれあいもなく育った。そしてそれを自分の"力"にした。おまえはどうだ、おまえは犬小屋の檻の中で育ったが"何も"得られなかった。逃げることしかできない弱虫の子どもだ! しゃくにさわるんだよ、おまえ。一度おまえを殺したが、死んだままでいさせてやろうか」
            
            と、言いたい放題のベインに、カルヴィンは冷静でした。
            カルヴィン「俺は逃げることで勝つ。そうやって強くなってきた。」
            カルヴィンは酸の液体をベインにかけひるませたあと、脱出します。
 
      	    
            仲間たちと合流し、ゴッサムへと戻る間、カルヴィンはケイシーへの連絡を試みます。しかし、通信機の向こうに出たのはバットマンでした。
			カルヴィンはバットマンからケイシーが重症であることを知らされます。
            カルヴィンにしてやられたベインはガタガタうるさいセバスチャン・クラークをぶっとばし、そこに現れたなぞの男(Felix Harmonともいう)と手をくむことになりました。つづく。
            【みんなの目的おさらい】
            カルヴィン:TALONになっちゃったけどコートオブオウルズを倒し静かに暮したい
            ベイン:軍隊をひきつれゴッサムを制圧したい
            ケイシー:娘を助け、父親の名誉を取り戻したい
            セバスチャン:自分を追い出したコートオブオウルズに一矢報いたい
          
#12 Black Light OCT 2013
カルヴィンvsバットマン??
担当アートがミグェことMiguel SepulvedaからEmanuel Simeoniに代わり、いよいよクライマックスに近づいて来ました。
            なぜクライマックスかというと、打ち切られるから…ではありません。
            #0からストーリーを担当していたJames Tynion 4thが#14でTALON誌を離れるからです。彼のツイッターによると、伏線は回収し#14で一区切りつけるということなので期待しましょう。
            今回は、負傷のCasyをバットマンがルーシャス・フォックスのもとに保護したところから。
            Casyの父親とルーシャス・フォックスが旧知の間柄だったということが明らかに。
           
 
          Casyは満身創痍ながら、コートオブオウルズに捕われた娘の救出に燃え、カルヴィンに喝!を入れます。(なにこの夫婦漫才…)
      	    カルヴィンはコートオブオウルズの隠れ家—ゴッサム図書館の地下へバットマンを案内しますが、既にそこはもぬけの殻になっていました。
            打倒コートオブオウルズという同じ思いを抱えながら信頼し合えないバットマンとカルヴィン。
            バットマンは「勝手な行動をするな(何かあったら俺に知らせろ)」のようなことをカルヴィンに忠告。
      	    
 
 	         ん? なんですかその手は。
			バットマンが他人にこうベタベタする時はなにか裏がある時…(発信器をつける等)。
            次回以降、カルヴィンがバットマンファミリーにどう絡むのかお楽しみに。
   	      
 
 	         (おまけ)個人的にお気に入りのジョーイ・ヤマモト君も健在です。
今回はゴッサムブッチャーの過去話も入っていますが、これスプラッターホラーを得意としているTynionの趣味ですね。
#13 OWL FALL NOV 2013
あの男が還ってきた
ちょうどこのイシューを読んでいるときにTALON誌打ち切りのニュースを知って、寂しい気持ちでいっぱいです。まだまだ面白くなる可能性は秘めていたのに。
コートオブオウルズに捕えられていたままのサラはグランドマスターにより洗脳がすすんでいました。
それでも母親を恋しがっています。
           
 
          サラ奪還計画に動く、カルヴィンやケイシー、その一味。カルヴィンはケイシーに完全にアゴで使われています。ケイシーが不随となった今は特に手となり足となり、尽くすカルヴィン。惚れた弱み。
カルヴィンは隠し部屋のあるオーチャードホテル(カルヴィンが初めてコートオブオウルズに対峙した場所。#2参照。)へ乗り込み、グランドマスターに掴みかかります。
 
           サラはどこだ!!
すると思わぬところからサラが登場します。話が進むにつれ大きくなるゴッサムブッチャーさん!
 
 	         死んだはずの例の爺さんもいつの間にか復活。
			グランドマスターであるウィクリフを倒し、カルヴィンも追い込み、真のグランドマスターのマスクをつけたセバスチャンは、何も知らないサラに近付き…??次号でいよいよクライマックス!
   	      
 
 	         (おまけ)今月のジョーイ・ヤマモト君。

 各話あらすじ (#11〜)
 各話あらすじ (#11〜)